ニュー社会人へ

びっくりした、もう4月が始まっていた。

 

学生の時なら春は学年上がって履修組んだり、卒業までのカウントダウン数えて、新しい出会いがあって。何もしなくても外から季節の変わりを教えてくれたものだけど、ここ最近は繁忙期で春の訪れを知ります。あとは麻素材の商材の入荷も職業的春の風物詩。できたらもう少し感傷的に季節を受け止めたい。

 

今日から新社会人の子たちもいるんでしょう。おめでとうございます。社会に出るのはとても怖いと思います。私は上司に生意気な態度をとったり仕事がかさむと怒った犬みたいになってしまう社会人なので、特に立派なアドバイスはないです。

 

でも私が社会に出ていくつか気づいたことがあって、楽しい社会人になってほしいから勝手に綴ります。

 

ひとつは、金があることは精神的余裕に繋がるということ。時給制ではなく毎月決まったお金が口座に振り込まれるというのは思ってる以上に安心材料だったよ。金がないとなにもできないけど、金に物言わせるととても美味しいものやびっくりするようなサービスを受けられます。多少の出費にも、寛大になれます。金が全てではない、とよく言いますけど、それはお金があるからこそ言えることだと思う。

 

2つ目は、意外と大人はしっかりしていないということ。サラリーマンの評価は、人柄ではなく業務の実績が全てです。だから仕事のできるやばいクズみたいなのがいっぱいいます。ほんとにめっちゃいる。今まで接したことのないようなタイプの人たちも同じゴールを目指す仲間で、それは私にとってとても新鮮だったし、そういった人たちと仲良くなれたのはよかったなって思うよ。

 

1年目なんてなにもできなくて当然なので出会いを楽しんでね。でも仕事だけにはなんないでね。あなたはあなたのままで、社会に馴染んでいったらいいよ。私もがんばるね。